All things must have an end

写真のインディーズ販売サイトをやりたい。ビジネスモデルのグランドデザインはあるんだけど、同じようなアイディアを持っていて一緒にやりたいという人や、あと技術面で参画出来るという人がいたら、是非連絡が欲しいと思っています。

写真に関して、音楽みたいなインディーズっていうのは、僕が知らないだけかもしれないけど、ないような気がしてます。一方でInstagramをはじめとしたSNSってのは沢山あるけど、詰まる所ただ漠然と人集めて、写真を通したコミュニケーションの実験場、っていう域から一歩も踏み出してない。Instaの写真を販売できるサービスがあるのも知ってますが、ただでバイキング料理の食える店の脇で「これらの料理は有料でも持ち帰れます」って、わけわかんないです。

別にそれで儲けようとか、参加者に出品して儲けて頂きたいとか、そんな事は狙ってないです。危惧しているのは、SNSもそうだし、無料素材サイトもそうだし、そういうものが「写真の商業的価値をいたずらに著しく下げている」事に一石を投じたい。

電子書籍が一般化してきても紙の書籍を買う人がいるように写真も、例えそれがiPhoneやデジカメで撮られたものだとしても、ディスプレイではなくプリントされて、壁に飾られるべきなんです。モニター上でなく、生活の場に、形として存在すべきなんです。そしてそれが、自分でなく誰かの「作品」であったなら、Gettyやその他のストックフォトのサイトのように企業向けに高額で売られる場があるのは勿論いい。ただ我々市井の市民が、ウィンドウショッピングで絵葉書を買うような感覚で、少額で写真を買える場があってもいいし、そうやって売られるべきなんです。作品であれば。

そんなサイト既にあるよ、とか、あるけどうまくいってないみたいよ、みたいなツッコミはいらないです。そいつらは何もわかってない。思いつきでサービスを、儲けたくてやってるだけです。そんなんではいくらやってもダメです。そうでなくて僕は写真のインディーズ文化を作りたい。作品に商業的価値を与えたい。ここに来たら壁に飾る素敵な写真を買う事が出来る、そういう場所を作りたい。と考えてます。

さて、今週末はフォトチャレンジにご参加頂いた作品を記事にまとめて、それを公開しようと思っていますが、そのあとブログその他、少し休もうと思ってます。理由は非常に個人的な事で、ちょっと諸々考える時間が必要になりそうなので。いつまで休むか、また再開するのかはちょっと今考えられない感じです。

ですが上に書いた件、興味ある方いらっしゃったら是非メールで連絡下さい。そちらはもし一緒にやってくれる方がいるなら何とか時間を割いて具体的に進めて行ければと考えてます。それでは。