In the gleam of a brilliant twilight
I see people torn apart from each other
Maybe that's their way of life
Everyday, I ride in cars
Everyday, I watch TV
Everyday, I write my diary
Everyday, I go to sleep
"Perspective" - YMO, The song written by Ryuichi Sakamoto
これをリアルタイムで聴いたのは15歳の時。YMOの散開(解散)アルバムのラストナンバーで、当時札幌の道立産業共進会場に、姉に連れられラストツアーを観に行った。9つ上と7つ上の姉がいたのでまあ音楽的には早熟だったんですわ。小学校の図書室にモノラルのカセットレコーダー持っていってツェッペリン聴いてるような嫌なガキでした。
でこの曲。15歳にも響くメランコリックなコード進行に当時はやられていたわけですけど、今この歳になって聴くとそれ以上に歌詞が来る。泣きたくなる。
こんな素晴らしい夕焼けの中、自分が目にするのは沢山の別れ。それでも毎日の生活は続いていく、みたいな。
そしてそれを、決して歌が上手くはない坂本龍一自身が朴訥に歌う、それが物凄く沁み入る。
桜の時期だけど、桜もね、毎年咲くけどはかなく散って、毎年サヨナラ。なんか物凄く寂しくてね、花見して酒を飲むという行為に俺はちょっと乗っかりづらいんだけども、まあ、春はなんかね、寂しいけど、いいよ。
でも毎日の生活は続く。