写真をはじめて6年目。その間、全く写真を撮らなかった日というのは恐らく10日もない。撮りたいものは何でも、ありとあらゆるものを撮ってきた。

 


この頃は道端の花ばかり撮っている。以前の自分なら「撮る価値もない」と思っていたものだ。



「以前の自分なら」と今書いたが、果たして、今は撮る価値があると思って撮っているのかどうか。それは正直よくわからない。
ただ、撮らずにいられないでいる、というのが正しい。



恐らく自分はそんな、何の価値もないような路傍の花に、自分自身を見ているんじゃないかな、と感じたりして。
なんて書くと暗いかな。暗いつもりはないのだけど。市井の人間の人生は、そんなもんじゃない?
おおよそ場違いなところに立たされていたり。でも眼をやるとなかなか可愛いかったり。だけど所詮は道端の数多く溢れる花のひとつだったり。




写真があるだけ自分は救われていると思う。どんなひどい場所でも、そうやって眼にするものに、意味を見出せるから。
俺の書くこと喋ること、それに態度だってまるで信用ならないが、写真だけは嘘をつかない。それはホントだ。