前回のエントリーの最後にチラと写真をアップしましたけども、初のミラーレス一眼を買いました。まあこれまで道具は関係ない、ということを何度も書いてるしそこについて何らの方向転換もないんですけども、iPhoneやコンデジでは難しいものも撮りたくなった、というとこでしょうか。ちなみにこれを機にブログのタイトルも変えてみました。
今回、購入のきっかけになったのはこのビデオなんです。


Depeche Mode - Soft Touch/Raw Nerve (Studio Session) - YouTube

もともとボケとか、あんまり関心なかったんですよね。なんだろ、ギターで言ったらタッピング奏法みたいな位置付けで(笑)他の人に任せた、くらいの感じだったんですけど、このビデオの映像見て初めて、ボケいいな、と思いまして。ちょっと前にポートレート撮り始めた辺りから距離感、というか、奥行き、というか、そういうものを意識し始めたというか。どっちかいうと少し前のエントリーに書いたとおり、パンフォーカスで広角、みたいな感じが好きだったので余計未知の分野で、面白く感じたんですかね。
で、ネットで作例をひたすら見て。そしたらこの富士のXマウント、XF56mmがですね、本当に素晴らしいなと。X20持ってるし周りは(何故か)Xユーザー多いので、ミラーレス買うならやっぱり富士かなあ、というのは随分前からあったのですが、しょっちゅう言ってますけど僕、ミニマリストなので、ミラーレスなんか買ったら荷物増えそうで嫌だわーという気持ちがどっかにあって。
でも最終的には、そういう屁理屈を差し置いてもF値が1.2で35mm換算84mmの、XF56mmで撮りたい気持ちが勝って、レンズ1本とX-T1本体を買いました。本体をX-T1にしたのはもう、そのダイヤルだらけの形に惚れたからですね。Nikon Dfが出たときに、このコンセプトいいなーと思う反面、なんかボテボテした外観に少しガッカリして、これ富士が出したらもう少しマシにならんかなあと思ってたところで満を時してX-T1発表。店頭で触ってみたら、わりかし小振りで僕の小さい手でも収まりもいい。というわけで、ポチっと。
小振りとはいえ流石にこのサイズだと、今までみたいに気軽に撮るスタイルにならんなあと、これまでハンドストラップ派だったんですけど、富士フイルム直営の WONDER PHOTO SHOP(原宿)まで出向いてアクリュとの限定コラボのネックストラップを買い、愛着もひとしおであります。


そいで、早速試し撮りに行ったのが都心から車で1時間ちょいの宮ヶ瀬湖、ってとこで、これはもう、全部広角で撮りたくなる景色ばかりでして(笑)ロケーション間違えたよと思いつつもひたすら撮りましたというかレンズはそれ一本勝負なので、しかしやはり下がっても下がってもフレームに収まんねえーの連発で、そうなると否が応でも如何に切り取るか、みたいな戦いとなり、それはそれでいい練習になりましたけど、難しいですね。でもやりがいがあります。なんせ新鮮。








で結局後日、XF18mmF2 Rも買ったんですけどね(笑)こっちもF2っていう明るさと、殆どパンケーキ並みの小ささが気に入り、普段はとりあえずこれつけてカバンに常備してる感じで、単焦点は暫くこの2つでいいかなと思っとります。


最近一人暮らし始めて、引越当初はベッドと電気とタンスしかなくて、もともとなるべくモノに依存したくない性分なのもあり、ずっとそういう暮らしでいいんじゃない?と思ってたのですが、心境に変化あり、今回のカメラもそうなんですけど、必要なもの欲しいもの全部買っちゃいました(笑)って言ってもこれでようやく人並み、くらいですけど、多分。相変わらずテレビも椅子もないし・・・でもホワイトボードがあったりはするんですけど、ね(笑)





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EYESIGHT/INSIGHT - Keisuke Takahashi Photography