EYESIGHT/INSIGHT - Photography blog by Keisuke Takahashi


ちょくちょく書いている通りであるが、ここのところ週末はずっと、山に行っている。

思えば去年は、灯台男のロケハンとシューティングで、ずっと海へ行っていた。それは明確に撮りたいテーマがあったからやっていたことであるが、山は違う。
ただ、こうして山に通い続けて改めて、自然は怖いな、と感じる。


人間と自然というのは、相対する存在だ。人間の方は植林計画だ何だと、自然と共存共栄を願うのであるが、自然の側としたら、自然の摂理に則っているだけのことであって、なんとすれば大地も揺らすし大波も起こすし嵐も吹かす。


放置されれば野放図に生える草木も、果実や木の実を落とし、そこに暮らす生き物たちの生活圏となる。クマにしたって、そこに木の実があれば食べるし子供も産むし、なくなればあるところまで降りてくるだけのことだ。


僕はこの頃、人や街を撮ることに疲れた感じがあって、それは山に登り始めたひとつのきっかけであるが、こうして山に登るとまた、自分も単なる人間のひとりであって、決して自然の側には受け入れられないことに気づく。


翻って、街中に生えている草木を見ると、人々は潤いを感じたりするわけだけど、虎視眈々と人類の滅亡を待っているようにも思えるし、何にせよ、人間はか弱い存在だと思う。


いつかそんな人間の有り様に愛しさを感じる日が来るのでしょうか。わからん。



もし、こうして今立っているこの場所に、昔は恐竜や野生動物が立っていたのだとしたら。

そしてまた人類が滅んでしまったとしたら。
100年や200年は残るはずの写真もムービーも全て、人類とともに消えてなくなってしまうのだとしたら。

そしてまた何億年もの後、別の文明が生まれているのだとしたら。


それでもこの河は、流れ続けているのかな。

登山帰りに立ち寄った御岳渓谷の河っ淵に、そんなことを考えながら立っていた。
宇宙の歴史の中の、ほんの一瞬。




このアプリ、綺麗に撮れるなあと感じたので、取り急ぎ記事に。

画面はシンプル。

アプリの売りは、シャッター押す前後の何フレームかをアプリが記録していて、その中からAIがベストショットを選んで、おまけに露出補正や傾き補正をしてくれる、と。確かに、微妙な明るさの時間帯でもなんだか綺麗に撮れる。HDRオートってことだけど、上品でよい。


顔認識機能もあって、ちゃんと目を閉じてないのを選んでくれたりするそうです。試してないけど。

それより何より、自分的に一番のポイントはシャッター音。少し大袈裟なカタン、という音だけど、純正より遥かによい。
そして、マナースイッチ入れると、音が鳴らない笑。これはそのうち対策されちゃうのかな。対策された途端に純正と同じシャッター音になりそうで、そうなると嫌だなあ。


フリーなんで皆さん、インストールしてみてはどうでしょう。ではまた。



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